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くりママとえっちょんの預かりワンコ日記です


by chrismama

マリオの病気②

保護した当初から随分時間も経ちマリオもすっかり元気になってきましたので、トップにあげていた「マリオの病気」の記事を下に降ろしました。
ご覧になりたい方はマリオのカテゴリーからとんで記事をお読みください。

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最近のマリオは水頭症という病気を抱えながらも、元気いっぱいに過ごしています。2月と5月に軽い発作がありましたが、水頭症による発作かどうかははっきりしていません。(発作前に前兆のようなものはなく、元気いっぱいでした)。それ以降は気候の変化などにも影響されず発作はおきてないと思います。

現在は薬による副作用を考え特に積極的な治療はしていません。同じ病気だった先代クリスがお世話になった水頭症に詳しい獣医さんにも診てもらっていますが、マリオの年齢からして小さい頃から発症し現在のような状態を維持してきたとも考えられます。今後運動障害や発作などQOLの低下がでてきた場合、治療を始めてもいいのかと思います。

小さい頃に発症し、今のような状態が続いていたのなら、このままの状態でずっといくかもしれない。私だから気づいたのであって、のんびりした子で病気に気づかないことも多いだろうと。あきらかにおかしいと思ってもストレスでかたづけてしまう獣医さんも多いです。


保護当初は感情表現が少なく感じましたが、今はとっても意思表示をしてくれ、一緒に居て楽しい子です。とても怖がりな子で特に音には敏感です。特に雷の音にはかなり不安定になります。

今は興奮やストレス、暑さを避けるなどちょっとしたことを気遣いながら、そして元気な身体でいられる為にちょっとホリスティックケアを意識し、いいと言われている食材を取入れる工夫をしています。
(といっても、オートミール・甘納豆・さつまいも・フィッシュオイルなどごくごく普通のものです)

過剰に病気を恐れる必要はないと思います。生き物なので、マリオに限らず老いも病気もいつかはやってくると思います。でも、水頭症が重度に進行したら脳の病気なので痴呆に近い状態になることもあります。飼い主をわからなくなることもあります。いぬ親様が辛い思いをするかもしれません。ご自分の生活環境・将来とじゅうぶんお考えあわせていただき、それでも今後どこかの時点でそのような状態になったとしても決して手放さず共に歩み見守ってくださる方にマリオを託したいと思っています。お留守番の少ない、小さなお子様のいないお家を希望しています。

病気を抱える子を家族に迎えることは簡単なことではないかもしれませんが、マリオと同じ病気の子と一緒に暮らした私も全力でサポートさせていただきたいと願っています。病気の子と暮らすことは決して不幸なことではありません。あり余る幸せをもらえるはずです。一度は要らない命と言われたマリオがいぬ親様の元輝いていけますように。。。

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2011年10月14日記
by chrismama | 2011-12-29 14:31 | マリオ